東京都では、太陽光パネルの設置に対する補助金制度が充実しており、2025年4月からは新たな義務化制度も始まりました。以下に、都の補助金制度と市区町村別の補助金情報をまとめます。
1. 住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業
・概要:新築・既存住宅に対し、太陽光発電設備や蓄電池を初期費用ゼロで設置するサービスに助成。
・特徴:リースや屋根貸しなどのサービスを通じて、利用者の初期負担を軽減。
・補助内容:補助金相当分を利用者に還元する仕組み。
・詳細:東京都庁公式サイトをご確認ください。
2. 断熱・太陽光住宅普及拡大事業
・目的:省エネ・再エネ住宅の普及を促進。
・内容:太陽光発電設備や蓄電池の設置に対する補助。
・申込方法:事前申込が必要で、受付期間は年度ごとに設定。
・詳細:東京都庁公式サイトをご確認ください。
🌞 東京都の太陽光パネル設置補助金(2025年)
1. 新築住宅向け補助金
補助金額:1kWあたり12万円(上限36万円)
3.6kW超の場合、1kWあたり10万円
対象:新築住宅に太陽光パネルを設置する場合
併用可能:「東京ゼロエミ住宅」や「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」の補助金と併用可能
2. 既存住宅向け補助金
補助金額:1kWあたり15万円(上限45万円)
3.75kW超の場合、1kWあたり12万円
対象:既存住宅に太陽光パネルを新規設置または撤去・交換する場合
併用可能:「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」の補助金と併用可能
3. 使用済太陽光パネルのリサイクル補助金
補助金額:1kWあたり2.5万円(上限50kW未満)
対象:都内の住宅から取り外した太陽光パネルのリサイクルを行う事業者
目的:使用済パネルのリサイクル促進
🏘️ 市区町村別の補助金情報(2025年度)
東京都内の主要市区町村では、独自の補助金制度を実施しています。以下に一部を紹介します。
市区町村 補助金額(上限) 申請期間
世田谷区 3万円/kW(上限30万円) 2025年4月1日~
練馬区 一律20万円 2025年4月15日~
江戸川区 7.5万円/kW(上限22.5万円) 2025年4月28日~
中野区 15万円(定額) 2025年5月12日~
足立区 7.2万円/kW(上限28万円) 2025年5月26日~
※詳細は各市区町村の公式ウェブサイトをご確認ください。
📞 相談窓口
東京都では、太陽光パネル設置に関する相談窓口を設置しています。
電話番号:03-5990-5236(平日9:00~17:00)
対応内容:新制度や各種支援制度についての相談
詳細:東京都庁公式サイトをご確認ください。
太陽光パネルの設置を検討されている場合、東京都や市区町村の補助金制度を活用することで、初期費用の負担を軽減できます。また、国や他の自治体の補助金と併用できる場合もありますので、詳細は各自治体の公式情報をご確認ください。
各制度には申請期間や条件がありますので、早めの確認と申請をおすすめします。
新築住宅 既設住宅
太陽光発電(3kW以下) 15万円/kW 18万円/kW
太陽光発電(3kW超) 10万円/kW 12万円/kW
(3.6kW以下は一律36万) (3.75kW以下は一律45万)
蓄電池(5kWh未満) 19万円/kWh 19万円/kWh
蓄電池(6.34kWh以上) 15万円/kWh 15万円/kWh
(5~6.34kWh未満は一律95万) (5~6.34kWh未満は一律95万)
*太陽光パネルを設置したい方はご連絡いただければ、業者を紹介いたします。